Q&A

美祢社会復帰促進センターは、なぜできたのですか?

平成12年以降、刑務所は著しい過剰収容状態となり、処遇環境が著しく悪化していたことから、過剰収容対策として新設されました。

PFI方式で整備した効果を教えてください。

民間の資金やノウハウを活用することにより、効率的で効果的な施設の整備や運営が可能となりました。例えば、当初事業費では、施設の整備及び18年間の運営費を含めて約517億円と、すべてを国が行うこととして試算した額より約48億円、約8.5%を削減することができました。また、民間の保有する高度な設備の導入や多様で効果的な社会復帰のためのプログラム等を実現することができました。

地域との関係はどうですか。

当センターは、地元の美祢市の誘致により設置されました。市では、物資の納入等による地域経済の活性化や住民の雇用などを期待されています。また、当センター設置のための構造改革特区申請や診療所の美祢市への管理委託など、県及び市の支援、協力を得ています。

国と民間の役割分担について教えてください。

実力行使や懲罰の賦課といった公権力性の強い業務については、国の職員のみが行います。公権力の行使にかかわる業務であっても、施設警備、収容監視(受刑者の動静把握)、職業訓練、健康診断といった業務については、法律で特例を設けて、特別に民間職員が行えるようにしています。また、民間事業者の業務についても国が最終的な行政責任を負うことから、国は民間事業者の業務を監視・評価(モニタリング)し、場合によっては必要な措置を講じることとしています。

どのような受刑者が入っているのですか。

刑務所に入るのが初めての、いわゆる「初犯受刑者」で、犯罪傾向が進んでいない者を収容しています。
さらに、心身に著しい障害がなく、集団生活に順応できると思われる者に限定されています。

そのほかに受刑者の特徴はありますか?

当センターに収容されている受刑者の罪名で多いのは、詐欺、窃盗、覚せい剤取締法違反です。
平均年齢は、おおむね40歳くらいであり、平均刑期は約3年です。