受刑者処遇の流れ

入所から出所まで

入所から出所までのフローチャート

※上記のフローは一例です。

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職業訓練・教育…改善更生と早期社会復帰支援のための、職業訓練や教育への充実した取組

【職業訓練】受刑者に就業に関するスキルの習得と職業意識の改善への機会を提供しています。

<当センターで行う職業訓練の特徴>

●『定期的な職業訓練の機会確保』

できるだけ多くの受刑者が職業訓練機会を得られるよう多人数での訓練が可能な科目を提供しています。

例:「必修職業訓練」「ITスキル養成」など

●『職業意識、社会貢献意識を啓発し、勤労意欲の育成を促す内容の提供』

就業のための直接的な技能だけではなく、社会貢献や地域貢献につながる内容を学ぶことで、社会の一員としてのモチベーション向上を狙います。

例:手話基礎・ボランティア啓発など

●『基本的かつ汎用性の高い知識・技能の確実な習得』

就業に必要な基礎的な技術の習得を図ります。

例:安全衛生・品質管理・環境配慮など

●『労働需要に合わせた科目の柔軟な開発』

社会の労働需要を的確に取り入れた訓練を導入しています。

例:調理師科・クリーニング科・製パン科・ホームヘルパー2級・コンピューターデータ入力など

【教育】教育を通じて、犯罪に至った問題性を矯正することで、受刑者の真の改善更生と早期社会復帰をサポートします。

【刑務作業】刑事施設において、受刑者に行わせる作業。

受刑者に、社会とのつながりを意識でき、かつ出所後の再就職に直接役立つようなパソコンによる情報入力、編集などの作業のほか、地域との共生を 旨とし地元企業を中心に生産作業、農業など生産的かつ受刑者が達成感を感じることができる作業を行います。

IT教室

釈放前指導のための集団生活室