施設の特長

コンクリート塀や鉄格子のない刑事施設

当センターでは、各種センサーやCCTV カメラ、電気錠、受刑者の施設内の所在地を把握する仕組み等、ハイテク技術を 活用しつつ、訓練を積んだ職員により保安に万全の配慮をしています。また、センターの周囲に多重のフェンスを張り巡らせ、 各種防犯センサーを充実させることで安全性を高めるとともに、外側フェンスにはツタ類をはわせることによって外部から の俯瞰の防止と環境への調和を図っています。

また、居室などの窓には簡単には破壊できない強化ガラスを用い、防犯性能を確保しながら、受刑者にとって窓からの視界が開け拘禁感を軽減し、十分な採光を確保するなど、一般社会と近い環境で生活をすることができます。

位置情報把握システム

センターヘの入場者(受刑者・刑務官・民間職員・来訪者等)に無線タグを装備し、位置情報をリアルタイムに把握します。受刑者については生体認証装置により、無線タグと本人の所在確認を行います。センター内での受刑者の独歩運用をサポート、刑務官の業務負荷低減を図るとともに、警備業務の効率的・効果的運用を実現します。受刑者を病院や他の施設に護送する場合にも、GPSと通信機能を備えた位置情報把握システムが活用され、逃走などの保安事故を防ぐ対策が行われます。

居室

位置情報

中央警備室

執務室

官前面
民前面

官民協働

矯正処遇部とセコム警備の合同会議

面会受付

女子棟巡回

男子棟巡回

監視カメラ